2023年11月4日にYOKOTA TOKYOとJCRIが共催したcolloquium「アヴァンギャルドとタイポグラフィ / Avant-garde and Typography」における研究報告に加え、国内のデザイン・アーカイヴの活用について新たに3名の論考を加え、一冊にまとめた論文集です。埼玉大学名誉教授、また当法人の理事である井口壽乃氏が立ち上げられたNPO法人デザイン史リサーチセンター東京(DHRCTokyo)の設立を記念して、同法人とJCRIが共同で出版したものです。
まえがき
井口 壽乃
日本の絵葉書と戦争:帝国主義のグラフィクス
菅 靖子
デザイン史研究とアーカイヴの活用―横浜スカーフの場合
門田 園子
伝統・現代・人を繋ぐ―西村庄治商店の取り組みにみるアーカイヴ活用の可能性
角山 朋子
クルト・シュヴィッタースのタイポグラフィとアーティストネットワーク:広告からメルヘンまで
小松原 由理
実験場としての書簡:ロシア・アヴァンギャルドの出版物
河村 彩
モホイ=ナジによる1929年の二つの展覧会をめぐって:「ノイエ・ティポグラフィ」展と「映画と写真」展
井口 壽乃
Product Detail
著者 | 井口壽乃 菅靖子 門田園子 角山朋子 小松原由理 河村彩 |
発行 | 特定非営利活動法人 デザイン史リサーチセンター東京、特定⾮営利活動法⼈ Japan Cultural Research Institute |
編集 | 特定非営利活動法人 Japan Cultural Research Institute、株式会社 erA |
発行日 | 令和7年3月31日 |
ページ数 | 50頁 カラー |
¥2,000 税込